JdbcRunner - 汎用データベース負荷テストツール
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Overview
JdbcRunnerは各種RDBMSを対象としたオープンソースの負荷テストツールです。スクリプトでトランザクションを定義して多重実行し、スループットとレスポンスタイムを測定できます。またJdbcRunnerにはOracle
Database、MySQL、PostgreSQLを対象とした以下のテストキットが付属しており、ユーザーが独自にスクリプトを作成する以外にこれらを用いたベンチマークを行うことも可能です。
Download
JdbcRunnerはVectorからダウンロードできます。最新バージョンは1.3.1です。
ソースコードはGitHubで公開しています。
古いバージョンは以下のリンクからダウンロードできます。
Documents
本体に付属しているマニュアルと同じものを、オンラインで提供しています。
Blog
JdbcRunnerと関連のある
はてなブログのエントリです。
Changes
- 1.3.1 (2023-04-04)
- ライセンスを二条項BSDライセンスからMITライセンスへ変更しました。
- 動作環境を更新しました。
- 動作要件をJava 17へ変更しました。
- Commons CLIを1.5.0へ更新しました。
- Commons DBCPを2.9.0へ更新しました。
- Rhinoを1.7.14へ更新しました。
- MySQL Connector/Jを8.0.32へ更新しました。
- PostgreSQL JDBC Driverを42.6.0へ更新しました。
- MySQL Connector/J 8.0.27以降でANALYZE文をexecute()で実行できない件に対応しました。MySQLの場合ANALYZE文はquery()で実行してください。
- 1.3 (2018-08-21)
- ライセンスを三条項BSDライセンスから二条項BSDライセンスに変更しました。
- 動作環境を更新しました。
- 動作要件をJava SE 6からJava SE 8に変更しました。
- Commons CLIを1.2から1.4に更新しました。
- Commons Poolを1.5.6から1.6に更新しました。
- Log4jを1.2.16から1.2.17に更新しました。
- Rhinoを1.7R3から1.7.9に更新しました。
- MySQL、PostgreSQLのJDBCドライバを組み込まないバイナリも同梱するようにしました。
- ヒストグラム作成シートをLibreOffice版からExcel版に変更しました。
- getDatabaseMajorVersion()、getDatabaseMinorVersion()ファンクションを追加しました。
- ランダム文字列を生成するためのrandomString()、setRandomStringElements()ファンクションを追加しました。
- sysbench MySQLでのデータロード手順を変更し、高速化しました。
- TPC-B MySQLでのデータロード手順を変更し、高速化しました。
- TPC-CのデータロードをrandomString()ファンクションを用いて高速化しました。
- TPC-C MySQLでのデータロード手順を変更し、高速化しました。
- TPC-C PaymentトランザクションがPostgreSQLでデッドロックを起こしていたのを軽減しました。(by
myzkyy)
- TPC-C DeliveryトランザクションのSELECT FOR UPDATE文においてサブクエリを使わないように修正し、より多くのRDBMSで動作するようにしました。
- TPC-C customerテーブルのc_since列に、現在時刻ではなくデータロード開始時刻を入れるように修正しました。
- IBM Db2用のサンプルスクリプトを追加しました。(by
nakunaru)
- Oracle Databaseでテスト終了時にユーザ定義エラーが発生することがあったのを修正しました。
- 1.2 (2011-10-11)
- The option -throttle checks busyness of transactions. When throughput is lower than the configured value,
JdbcRunner gives up keeping throughput in total and tries to keep it from now on.
- The throughput is calculated down to the first decimal place.
- Tiny TPC-C was updated to version 1.1.
- JdbcRunner executes transactions in more precise ratio.
- An USE_NL hint was added to SQL S-01 for Oracle Database.
- A Calc file was added to draw response time histogram.
- Apache Commons Pool was updated to version 1.5.6.
- Apache log4j was updated to version 1.2.16.
- Mozilla Rhino was updated to version 1.7R3.
- MySQL Connector/J was updated to version 5.1.18.
- PostgreSQL JDBC Driver was updated to version 9.1 Build 901.
- 1.1 (2010-05-06)
- Long and double data types were supported for bind variables.
- Null value was supported for bind variables.
- A new function getScriptStackTrace() was added.
- A new test kit Tiny SysBench was added.
- Tiny TPC-B was updated to version 1.1.
- Foreign key constraints were added.
- A new test kit Tiny TPC-C was added.
- Apache Commons DBCP was updated to version 1.4. DBCP 1.4 now supports JDBC 4.0.
- MySQL Connector/J was updated to version 5.1.12.
- The default value of jdbcDriver was changed to empty string. JDBC 4.0 drivers no longer need this parameter.